こじま医院からの皮膚科通信

2013年8月10日 土曜日

江南市や一宮周辺で手足口病の治療を受ける

皮膚科に通われる方で手足口病の患者さんが増加しています。
毎年夏頃に増えますが大流行した23年を超え、今年は過去10年の中で最も多いです。

手足口病は手、足、口に発疹ができ、小さな子供さんを中心にかかるウイルス性感染症です。
エンテロウイルスやコクサッキ―ウイルスが主な原因菌で、抗ウイルス薬がありません。

口の中にできる発疹は痛いため食事がとれなくなる子供さんがいるので気を付けましょう。
薄味にしたりやわらかい食べ物を与え水分補給を心がけましょう。
幼稚園などで流行りだすとせきやくしゃみ、唾の飛沫で次々感染していきます。
手洗いを徹底しおもちゃの消毒などをするとよいでしょう。
軽症の場合は自然に治りますが体調不良で入院が必要な場合があり注意する必要があります。

投稿者 こじま医院

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